ＬＥＤ蛍光灯よりエコか？その２ ＬＥＤ蛍光灯

ledtube

所が新聞にも出ていたのだが、蛍光灯をＬＥＤ蛍光灯に交換すれば省エネルギーになるという資料がある。
LED照明の省電力ポテンシャル

この資料では電球、電球型蛍光灯、ＬＥＤ直管蛍光灯、環形蛍光灯、ＨＩＤランプの使用数を示し、それをすべて取り替えることを仮定している。ただし、電球型蛍光灯については使用数を示すのみで後の資料はない。

面白いことの一つは電球をＬＥＤに取り替える計算だ。
家庭の電球２．５億個と業務用の０．８億個の計３．４億個をすべて取り替える計算だ。その省電力量は２７３億ｋＷＨだそうだ。ＬＥＤ電球は電球の２割しか電力を消費しない。つまり省電力量は８割にあたるわけだ。
２７３億ｋＷＨ割る０．８で現在の電球の使用電力量に成り、それを３．４億個でわる。電球を４０Ｗと仮定すれば、一日８時間使って３００日も使う計算になる。
家庭でこんなに使いまくる電球があるだろうか？廊下やトイレの電球は少ししか使わないし、こんな所しか電球は使わないのではないだろうか。

もう一つは蛍光灯をＬＥＤに取り替えることだ。
蛍光灯は全体で１０．３億個あるが、直管蛍光灯６．９億個取り替えれば４９７億ｋＷＨ省電力になるそうだ。電球と比較したら、その効率は電球並みであるとわかる。そんな蛍光灯があったらお目にかかりたいものだ。
また環形蛍光灯については３．５億個取り替えて省電力量６８億ｋＷＨにしかならない。環形に関しては今のＬＥＤは半分の効率しかないから省エネルギーにはならないのだが、どんなデーターを使っているのか不思議だ。
http://www.ztlights.jp/